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【硬式野球部】硬式野球部の選手、監督らが愛知県知事を表敬訪問

中京大学附属中京高校硬式野球部の選手、監督らは、9月1日、愛知県公館を訪問し、大村秀章知事に夏季愛知県高等学校野球大会の結果を報告した。

 野球部は、7月から8月にかけて新型コロナウイルス感染症の影響によって中止になった選手権大会に代わって開催された愛知県独自大会「夏季愛知県高等学校野球大会」に出場し、優勝を飾った。

 この日県公館を訪問したのは今大会にも出場した印出太一主将(3年)と髙橋宏斗選手(3年)、また硬式野球部の高橋源一郎監督、今村陽一部長と附属高校の伊藤正男校長。印出主将は「なかなか良いニュースが少ない中で、愛知県の皆さんに勇気や感動を与えられるよう1試合1試合積み重ねた結果が、優勝という形になったのだと思います」と振り返り、髙橋選手は「公式戦無敗という形で高校野球を締めくくることができましたが、それは多くの人に支えられてきた結果だと思います。感謝を忘れず今後の野球人生に活かしていきたいです」と力強く語った。

 また、高橋監督は「コロナ禍で様々なことを経験しながら、選手は最後まで粘り強く目標を掲げ、負けない『無敗』という目標を達成してくれた。例年にない状況下でも感謝や人のために頑張る気持ちを身につけ、この中で育ってきた選手たちが社会、全国に出て活躍することを願っています」と話した。

 大村知事は「新チームになって公式戦28連勝、無敗で終えることができたというのは素晴らしいこと。印出主将、髙橋選手を中心に素晴らしいチームなのだと思います。さらに高みに向かって飛躍していただくことを期待しています」とねぎらった。

 また、野球部は8月12日に行われた甲子園交流試合にも出場した。大村知事が「これまでで一番印象に残った試合」を質問すると、髙橋選手は甲子園での引退前最後の試合を「3年生だけでベンチに入って戦った試合で、3年間の集大成を見せることができたと思います。強く記憶に残っています」と話し、印出主将は昨年の明治神宮大会準決勝を挙げ、「序盤からリードを許され厳しい状況だったにもかかわらず途中で切り返して同点に追いつき、最後はサヨナラで勝利した。このチームの本当の粘り強さを出すことができる試合だったので、鮮明に覚えています」と語った。

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