学校行事

【特進コース】キャリアドライブ「OBOG講演会」

 2月8日(水)に特進コース1・2年生対象にOBOG講演会を実施しました。
 横浜国立大学経営学部4年生の浦田紗亜也さん、筑波大学社会国際学群4年生の甲斐田真希さんはリモートで、京都工芸繊維大学工芸科学部4回生の西谷梓さんは対面で講演を実施してくれました。
 会場には生徒の他に、OBOGの高校時代をともに過ごした教員も大勢参加し、大変和やかな雰囲気でした。
 卒業生は、まず大学のカリキュラムやゼミ、研究室の仕組みや内容、卒論、卒業後の進路決定について説明してくれました。

 さらに、浦田さんは、「大学で生涯の友人ができた」、「人生で一番自由な時間だからこそ、自主的に行動することが大切だ」と教えてくれました。そして、「今は勉強が大変だと思うが、高校でできる遊びは大学生になってからでもできる、誘惑に負けないでがんばってほしい」とエールをくれました。

 甲斐田さんは、自分は好奇心旺盛で興味のあることを一つに絞れない、「みんなと同じ」でなく「自分のペースで進む」ことが大切と考え、卒業後はあえて就職を選ばず、ケニアで発展途上国の教育問題に取り組むとのことでした。甲斐田さんの行動力に生徒たちは驚いていました。また、「有為の若者を応援してくれる大人はたくさんいるので自分のやりたいことを大切にしてほしい」とアドバイスをくれました。

 西谷さんは、建築とデザインについて、現役大学生ならではの具体的な話をしてくれました。1回生のとき製作した「何度落としても生卵が割れない素敵な紙容器のデザイン」の写真には生徒たちも興味津々でした。さらに、建築では耐震性や構造だけでなく、環境問題、文化財保護も勉強しなければならないことや、収益まで考えるビジネス課題があることなど幅広く学ばなければならないが、その代わり就職先も多岐にわたっていると教えてくれました。生徒たちは、大学での学びを今まで以上に具体的にイメージできたようで、講演会の後、西谷さんを囲んで座談会も実施されました。

 生徒からの質問コーナーでは、就職活動、院試、受験勉強について等、活発に質問が続きましたが、OBOGは丁寧に答えてくれました。
 卒業生の皆さんの体験を聞ける機会は生徒たちにとても有意義で、また立派に成長した卒業生の姿は教員にとっても大変嬉しいことです。
 卒業生の皆さんの今後のご活躍を応援しています!

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