授業/講義

【特進コース】学びのプラットフォームセミナー実施

特進コース1年生が729日(金)から31日(水)の4日間、「学びのプラットフォームセミナー」に参加しました。長期休暇の学習習慣を身に付けるため8301830まで集中的に学習に取り組みました。ハードなスケジュールでしたが、クラスの仲間と励まし合い、教え合い、充実した4日間を過ごしました。

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午後にはキャリア探究プログラム『セルフポートレイト』の一環として「大学を知る」をテーマに3つの催しがありました。

1日目

726日(金)に「名古屋大学講演会《文系》」を実施しました。国際コース1年生も参加し、名古屋大学大学院 国際開発研究科のオチア・クリスチャン准教授にお越しいただきました。日本語と英語を交えた講演で、ときおり本校英語科教諭の通訳を助けとしながらも、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。先生の母国コンゴ民主共和国で日本のファッションブランドが人気だということ、そこには戦争を経験した国ならではの切実な思いがこめられていることを知りました。そして、日本の「安全・安心」の精神を母国コンゴに紹介していきたいという先生の熱い思いをお聞きし、国際開発という学問の一端を知ることができました。質疑応答では英語で質問するなど、積極的な姿勢が見られました。

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2日目

729日(月)に「名古屋大学講演会《理系》」を実施しました。名古屋大学大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻 制御システム工学研究グループの宮田喜久子助教にお越しいただきました。先生が宇宙に興味を持たれたきっかけや、高校生活、大学の研究内容、仲間の方たちとの出会い等、たいへん興味深いお話でした。実際に人工衛星を作っていらっしゃるお話に宇宙を身近に感じることができたようで、多くの質問が出ました。文理選択を考える参考にもなったようです。

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3日目

730日(火)に「OBOG座談会」を実施しました。特進コース卒業生の先輩7名が、一橋大、首都大東京、愛知教育大、同志社大、名古屋大、名古屋工業大、愛知県立大から1年生のために集まってくれました。先輩を囲んで、大学生活、専攻内容、就職活動や高校時代の勉強法まで熱心に質問しました。間近で話を聞くことでイメージが湧き、大学への憧れが芽生えたようです。先輩が使っていた参考書や赤本等のプレゼントもあり和気あいあいとした雰囲気の中、有意義な交流ができました。参加してくれた先輩たちも「後輩に胸を張れるようがんばります!」と良い刺激を受けたようです。

第4日目

4日間の学習の総仕上げをしました。最後はクラスみんなでお互いの頑張りを認め合うことができました。


このセミナーを通して進路選択について考えるきっかけを得て、4日間の学習の成果を振り返ることで学習意欲がより高くなりました。
秋には、大学卒業後の進路を見据えた企業人講演会を予定しております。
このように特進コースでは、早い段階から将来設計をすることで学習意欲を高めています。