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7年一貫教育修了セレモニーを開催 恩師に活躍を誓う
中京大学附属中京高校から中京大学に進学し3月で卒業する学生を対象とした「7年一貫教育修了セレモニー」が3月12日、名古屋キャンパスで開催され、35人が参加しました。7年一貫教育は、中京大学との高大連携プログラムとして実施しており、高校3年間と大学4年間を一体で捉え、さまざまな選択肢を提示して将来の目標づくりをサポートしていくことで、高校在学時から明確な目標のもと意欲的に学ぶ姿勢をつくりあげることを目的にしています。
セレモニーの冒頭で、梅村清英総長・理事長、中京大学長は7年一貫教育プロジェクトの立ち上げ当時を振り返り「高校の先生と話し合いを重ね、高校在学中に大学の授業を受けられるような取り組みを進めてきました。皆さんが7年間の学びを無事終えられたことを嬉しく思います」とあいさつしました。
梅村総長・理事長、中京大学長のあいさつ
続いて、卒業生を代表し3人が7年間の学びと成長を発表しました。穴澤芽衣さん(心理学部)は、公認心理師・臨床心理士を目指すきっかけと大学での学びにおいて、ターニングポイントとなった出来事を語りました。「様々な生きづらさを感じる人、悩んでいる人の支えになりたいです」と強い思いと大学院進学の覚悟を伝えました。
大学院進学を伝える穴澤さん
野田凌雅さん(経営学部)は、高校時代に所属していた硬式野球部で「ガッツマン」と呼ばれていた過去を振り返りました。大学でも粘り強く努力を重ねてきた成果を発表し、「これからもガッツを忘れずに挑戦していきます」と決意を述べました。
今後の挑戦を語る野田さん
小出航平さん(スポーツ科学部)は、大学生で担った高校の硬式野球部学生コーチの経験を語り「諦めずにやり抜く姿勢は誰かが見ていて、努力は認められるということを学びました」と語りました。
後輩に思いを伝える小出さん
真剣な眼差しで発表を聴く参加者
その後、中京大学校友会・教育後援会事務センターの寺尾荘平センター長と相羽由光校友会長がそれぞれ挨拶し、相羽校友会長は同窓生が今後も繋がっていくことの重要性を伝えました。
懇親会では、7年一貫教育修了セレモニー実行委員の学生が企画したイベントを通して、参加者同士で交流を深めていました。恩師との久々の再会で、思い出話に花を咲かせる学生の姿が見られました。
セレモニーの最後に、7年一貫教育推進委員会の大森達也委員長は「今後は同窓生として、中京大学、中京大学附属中京高校をこれからも支えてほしいと思います」と述べました。
約2時間にわたるイベントは、7年一貫教育修了セレモニー実行委員の学生が運営しました。
(写真上から)受付、セレモニー司会、懇親会進行の様子